ふとした瞬間ですが、他界された患者さまのことを思い出す時があります。

天国から見てるんだろうなぁと考えながら、当時のことを振り返ります。

パーキンソン症候群だった患者さま。

9年間だったかな、最初は週に2回、後に週に3回の間隔で訪問していました。

ほとんどおやすみされることはなく、

休まれたら振替をご自身から希望される方でした。

最期は入退院を繰り返されましたが、退院してすぐに連絡があり、来て欲しい。今週から来れますかと積極的でした。

手を合わせに仏壇の前でご家族様から聞きましたが、僕が息子のようだった。退院して、体力が戻るまでは訪問鍼灸は中止して自宅療養に専念したらと提案しても、先生に来てもらうと言って聞かなかったんです。

長い間、御身体を診ていると、変化に気付きやすいです。

関節のこわばり、筋肉の萎縮、怪我、寝不足、イライラ、喧嘩など

お部屋に入り、しばらくすれば感じとれます。

そういった事をすべて良い方向にシフトできるのは、定期訪問で身体のケアも心のケアもできる訪問鍼灸だと思います。

他の訪問看護や訪問リハビリなどの訪問サービスも同じように期待できますが、訪問鍼灸は鍼と灸を使い、ツボにダイレクトに刺激することで、不調を緩和、心の安定に期待ができます。

さらに僕はリハビリ運動も提供できるので👍

きっとこうやって振り返っているときには空の上から見て下さっているんだろうなと思います。

今年も残り一ヶ月となりました。

最後まで気を抜かないで頑張ります。

みなさまも頑張りましょう！

写真は幸せのぷっかです。

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