普段の鍼灸施術の一部ご紹介致します。
腱板損傷で、再腱手術を受けられた患者さま。
梅雨時期痛がっておられましたが、最近は車椅子を自走すると痛いと仰りました。
腕を後ろに回したり、負荷がかかると痛い様子です。
響き(痛む箇所に当たるとズーンと重い感じになること)を好まれる方なので、
鍼通電をしました。
鍼通電は痛む箇所と、それにつながる筋肉との2点に刺鍼し、そこに通電をします。
この方の場合、日常生活では後ろの物を取る動作(手を横に上げながら後ろを向く時)に特に痛み、棘下筋を触ってみました。
顕著に分かる圧痛を見つけたので、圧痛点と、圧痛点につながる棘下筋に通電。
週に3回の施術で、3回目には
だいぶ調子がいいですと本人さまからも
お墨付き。
パーキンソン症候群で、体が傾いたり
すぐに傾眠される傾向があるので座位で
わずか5分の通電時間ですが、抜刺するときには圧痛点の緊張もほぐれていて
僕も驚きました。
同じように悩んでおられる方がいるなら、
鍼灸治療も案にいれてみてはいかがでしょうか??
肩関節周囲炎、五十肩や、頸腕症候群には同症状が見られることがあります。
奈良市、大和郡山市、天理市、田原本町などお近くの方は出張致します。
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