昨年の12月は患者様の入院が相次ぎましたが、今月になって、おめでとうの退院が続いております。

今年93歳になられる患者様は、90%退院は無理でしょうとご家族に告げられていたそうです。

1ヶ月見ない間にげっそりされていましたが、僕に元気貰えるだろうと退院してすぐにご連絡頂きました。

はい。
存分に元気を与えます！！！

でもね、退院された患者様とお話していると、僕の方が元気を貰えました。

コロナウイルスのせいで、面会のできない入院生活が当たり前になっている中、

たった一人で回復しようとする気力、伝え歩きができるまでリハビリを頑張る継続力。

ただただ凄いなと感銘しました。

患者様は口にはされていませんが、
負けてたまるか、寝たきりになるものかと気持ちがあったと思います。

たとえ入院中の食事が嫌ってだけでもいいんです。
退院して美味しいご飯を食べるんだと思うこと！
○○を食べたい！そう願うこと。

そんな願いや野望を持つことで、気力が復活し、免疫力は高まります。そして原動力となり帰ってこれます。

面会ができない中でも、医療従事者さんが周りにいます。コロナ禍で少ないリハビリ回数かもしれませんが、とても大切な時間です。
懸命に受けて下さい。

僕の患者様も、入院中PTさんが懸命にリハビリをしてくださったおかげで、認知症にもならずに帰ってこれました。

だからこそ、コロナ禍の中で働く医療従事者さんに大感謝です。

だからこそ医療崩壊は防がないといけないと思いました。

だからこそ、感染予防、感染拡大を防がないといけないと思いました。

僕もコロナ第一波のときのことを思い出し、再度見つめ直して、自粛できるところは自粛していこうと思います。

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