今月は最も長いお付き合いの患者様と別れが立て続けにありました。
本当に辛かった。
いつかくることは分かっているけれど、
本当に?本当に?と動揺してしまった僕。
そこで、今の奈良県の医療の現状が見えてきました。
患者様は動悸と息苦しさがあり救急車を要請されました。
救急隊に病状を話し、病院が見付かるまで数時間救急車の中で待ったようです。
数時間ですよ?
ほんとに医療は逼迫しています。
病院も遠方の病院で、もちろん面会禁止。
コロナ検査は陰性でしたが、しばらく入院とご連絡ありました。
2日後には永眠されたという連絡が😢
コロナにかかったわけではなく
持病の間質性肺炎が急性悪化したそうです。
大正生まれの人情深い患者さま。
僕が担当し始めた時は、しょっちゅう風邪でお休みも多かった。
お付き合いは数えてみれば11年目になっていました。
色んなところが痛くなったり、色んな症状を訴えられました。その都度治療法や施術方法、僕の考えをお伝えしました。
信頼頂いたお陰もあり
ご家族さまも施術をお願いされたり、
時間外でも御身体の不調があれば、相談の
連絡がよくありました。
相談を受けると、
何でだろう?
何が原因だったのだろう?
どこのツボに施術すれば楽になるだろう?
はたまた病院受診の判断もできました。
全てにおいて頼って下さっていました。
担当して1年後には、ほとんど風邪をひかなくなり、お休みされるのは通院で慌ただしい日くらい。
お休みになった訪問日は振り替えを希望される患者さま。
11年の間には入退院ももちろんありました。
ご家族さまは入院の度に、毎日面会に行かれていましたが、コロナ禍になってからは面会禁止。
最期は寂しかっただろうな😢
こういう状況になっている医療現場。
救急隊も、看護師も、お医者さんも最善を尽くしています。
それでも、コロナを警戒し、思うようなことは制限されています。
救急搬送もかかりつけ医が大病院じゃないと搬送も時間がかかっています。
お偉い方々、現場の声をしっかり聞いて、時には現場に足を運んで、最も必要な政策を考えて下さい。
最後に患者様に、
一番長い期間、お側で御身体を見させて頂きありがとうございます🙇
早くに亡くした旦那さんと逢えたかな?
膝や肩の痛みも消えて、今まで行けなかったところに自由に行って下さいね。
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